ホテルウエディングとは、その名のとおり、ホテル内での結婚式と披露宴のことです。日本では
帝国ホテルで始めてホテルウエディングが行われたと言われています。
経済産業省の「
平成17年特定サービス産業実態調査(3年周期調査)」によると、式場業者のうち、ホテルの割合は48.6%で、もっとも事業者数が多い業態といえます。
具体的には、結婚式場数が2822社のうち、ホテル、旅館を併せて1371社となっています。売上高で見ると、2002年には5346億円あった年間売上高が、2005年には3953億円と、3年間で26%減少しています。しかし依然としてホテルウエディングの人気は高い状況です。
特に宿泊施設がある点やバンケット数が多い点などはホテルの強みといえるでしょう。格式が高いホテルでは、設備や料理、ドレスまでクオリティの高いサービスをトータルで提供しているところも多いといえます。
ホテルでブライダルを担当しているのは、主に「宴会部」や「婚礼部」と呼ばれる部署になります。宴会部の中に婚礼課があるなど、ホテルによってその組織は様々です。
出典:経済産業省「
平成17年特定サービス産業実態調査」
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